今作は、杉原の自伝的小説の映画化で自ら主演。杉原が演じるアンが上京してからトップグラドルを目指す女の子の物語であり、多くのグラビアアイドルも出演するというこれまでになかったグラビアアイドルに焦点をあてた映画である。
原作を書いてからかなりの時間を費やして、ようやく完成した今作は、多くの苦悩の中で出来上がった杉原にとって最高の作品となったことだろう。
まず自分が考えた作品で、ヒロインを演じることが決まったことについてどう思ったのか聞いてみると「漠然とですけど、文字で書いている時に、映像としていつか動くモノになったらという願いを元に書いていたので、こうやって実現することはとても嬉しいことですし、そしてヒロインというのも最初はお断りをしていたんですけど、本当は23・24歳くらいの一番しんどい時の物語だったりするので、そこはやはり新人のグラビアの子がいいんじゃないかとか色々な葛藤がありましたけど、自分が生み出したモノは自分できちんと仕上げるのが筋だと思ったので、今回主演をすることにしました。演技のブランクもあったので、皆さんに支えられて、何とか無事に映画が完成することができました」と語った。
ラブシーンを演じたことについては「キスシーン自体が初めてでしたので、共演者でもある鈴木勤さんと鈴木貴之さんにリードしてもらいながらだったので、そのシーンはドキドキしながら半分楽しませてもらいました」とおどけてみせた。
グラビア活動の休止のウワサが出ているが「YAHOO!ニュースにグラビアを中断するとか引退とか報道が出ていてビックリしました。グラビアを引退する予定はありません。引き続きグラビアにも力を入れつつ、演技も頑張っていきたいと思います」と改めてグラビア続行宣言をした。カリスマグラドルの挑戦はまだまだ続く。