浴衣姿に、目の周りと鼻の頭を黒く塗ったパンダメークで登場した、高城れに(18)、佐々木彩夏(15)、玉井詩織(16)、有安杏果(16)、百田夏菜子(16)の5人は、七夕祭に参加した感想と、短冊に書いた願いごとを語った。
高城は、ももいろクローバーZを世界中の幅広い年齢層の人たちに知ってもらえるように、短冊に「世界進出」と記したという。高城のあこがれの舞台はエジプトで、「エジプトでライブがしたい!」と短冊に願いを託した。
「うまいものが食いたい!!」と短冊に記した玉井は、「みなさんご存じのとおり私は食いしん坊なので」「世界進出して世界中のおいしいご飯を食べたいです!」との野望(?)を明かし、境内を笑顔で包んだ。
リーダー・百田の短冊には「紅白出場!!」。これは、“願いごと”ではなく“目標”という。「結成当時からのこの大きな目標は今でも変わっていないので、今年も、もちろん(NHK紅白歌合戦出場を)目指してがんばります!」と語った。その百田の浴衣は紅白を基調とするが、「赤がちょっとだけ多いのもポイント」と意気込みを見せた。
佐々木は短冊に「『BAR』が大ヒット」と記し、今月27日に発売されるファーストアルバム「バトル アンド ロマンス」の大ヒットを祈願した。「このバトル アンド ロマンスもたくさんの人に聞いていただいて」、ももいろクローバーZのことを多くの人に知ってもらい、テレビ番組や大きな会場などいろいろな場所でライブをやりたいという願いを語った。
有安の短冊に記された「武道館でライブ」という願いは、メンバーどうしで言い続けていることという。武道館でライブができたときは、「ファンのおかげなので、ファン全員と握手をして、ありがとうの言葉を伝えたいと思います」
また、パンダメークについて聞かれ、玉井は、「私たち、パンダになりたくて以前からパンダメークを何回かやっているんですよ」と紹介し、「(来日した米人気歌手の)レディー・ガガさんがパンダメークをされたそうで、ちょっとうれしいです」とも。しかし、パンダメークは、レディー・ガガよりも、自分たちのほうが先にやったことを主張。年に一度の七夕祭を、鮮やかな浴衣姿と、ちゃめっ気たっぷりな笑顔で彩った。
ももいろクローバーZは今月6日、2枚同時となるアルバム先行カットシングル「Z伝説〜終わりなき革命」「D'の純情」を発売。同27日には、ファーストアルバム「バトル アンド ロマンス」を発売する。(竹内みちまろ)