「火花」は1月発売の「文學界」(2月号)に掲載され、瞬く間に話題に。3月12日現在までに相次いで重版が決定し、25万部を達成した。
「文學界」史上初の大増刷へと導いた快挙に、「スゴい。ビックリしました」とコメントしたが、表情は飄々としていた。執筆活動は2014年の夏頃からスタートし、芸人の仕事が終わった夜11時頃から就寝するまで書き続けたという。
ベストセラーへの可能性が高まる中、気になるのは印税の使い道。又吉は「オルゴールを買いたい」と控えめ。新人賞などの賞獲得も期待されるが、「何も考えずに…」と無心だった。
“火花フィーバー”でお笑い芸人というよりも小説家として注目を浴びている又吉。お笑い活動への影響も考えられるが、相方・綾部祐二とのコンビ解散については、「ない」と即答で否定した。