メルは元恋人オクサナ・グレゴリエヴァから、裁判所が下した娘ルチアに対する月2万ドル(約160万円)の養育費支払い命令を破っているとして提訴されて、もし11月10日の審理で有罪になれば、懲役刑が与えられる可能性がある。
RadarOnline.comに、関係者は、「3か月間、メルは毎月5000ドルから1万ドルをオクサナに支払っており、この金額には変化があるかもしれません。しかし、いずれにせよ、裁判官が子供の母親に支払いをするようメルに命令した金額を大きく下回っています」と話す。
オクサナの弁護士リサ・ブルームは、「メル・ギブソンは現時点では怠け者の父親です」 といい、メルのことをオクサナに対して支払うはずの金額を利用して彼女を愚弄する“怠慢な父親”だと主張している。
推定600万ドル(約5億円)の遺産を所持するメルが、毎月の支払いを滞らせている理由について弁護士は、「オクサナを嫌がらせし続けたいからですよ。これこそが、彼がとり続けてきた態度のパターンであり、メルは娘の母親を利用できると思っているのです」と説明する。
メルは、オクサナとルチアが住む自宅の家賃を支払わせることが出来るかどうか裁判官が判決を下すまで、全額支払を拒否していると報じられている。