今回のCM出演を含めると、川栄のCM契約数は現在8社目となる。会場でもCM女王の座について問われると、「頑張って売れたいと思います」と前向きなコメントを寄せた。
ちなみに、ニホンモニターが昨年12月に発表した「女性タレントCM起用社数ランキング」では、昨年1月から11月で最もCM起用が多かったのは、モデルのローラで15社だ。川栄の現状を考えると、今年はその座を狙える可能性もありそうだ。
また、同ランキングではローラに次いで、2位に女優の広瀬すず、3位に同じく女優の有村架純が続く。この結果から、川栄がさらにCMに起用された場合、あるオファーが来るかもしれないと囁かれている。
「広瀬、有村と共通しているのは朝ドラのヒロインです。広瀬は来年度上半期放送の『夏空―なつぞら―』に、有村は昨年度上半期に放送された『ひよっこ』でヒロインに抜擢されています。川栄も今後CMでさらにお茶の前に知名度が広がれば、元AKB初の朝ドラヒロインとなるかもしれません。」(テレビライター)
川栄はかつて、2016年上半期に放送された「とと姉ちゃん」に出演している。女優としてもドラマや舞台でキャリアを積む川栄だが、ヒロインとしてカムバックする日も訪れるかもしれない。
ただ、こうした川栄にCMオファーが集まることに、疑問の声もあるようだ。
「川栄の魅力は“地味さ”にあるようです。自身もインタビューでは、3番手、4番手あたりで活躍するのが心地いいと語っており、一歩引いた一面を持っています。それが『親しみやすいちょっとかわいい女の子』というイメージとなり、CM業界とうまくマッチしているのでしょう。」(同・ライター)
女優として活動する元AKBのメンバー達も多いが、ナチュラルな存在感と演技力を武器に、さらに女優として活躍の場が広がりそうだ。