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沢田研二、古市憲寿氏の発言にチクリ “政治的パッション”は一切ないと武道館公演で明言

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沢田研二「70YEARS LIVE OLD GUYS ROCK」

 歌手・沢田研二が19日、3日間の日本武道館公演初日に登場し、昨年10月のドタキャン騒動について改めて言及した。

 沢田は、2018年10月17日の埼玉・さいたまスーパーアリーナでの公演を、「空席が目立つ」としてドタキャン。運営側から9000人の集客と聞いていたにもかかわらず、実際は7000人で、客が少なかったため自身の判断で中止にしていた。

 武道館の収容人数は通常で1万4千人ほど。19日の沢田の公演ではステージが見えにくい席を不使用としてはいたが、それを除くとほぼ満席。一部メディアで“席が埋まらないのでは”と報道されていたが、無駄な心配だったようだ。

 「毎年恒例の武道館公演を中止にしてしまうわけにはいかないと見え、芸能関係者やその知人などに招待券が配布されていました。この招待券が、1枚で複数人入場できるもので、昨年末の騒動もあり人数が集まったようです。会場内は、4割が関係者招待、6割がファンといったところでしょうか」(会場にいた芸能ライター)

 この日沢田は、ヒット曲「カサブランカ・ダンディ」「ヤマトより愛をこめて」を含む18曲を演奏。70歳という年齢を感じさせない、力強くのびやかな歌声で歌い上げ、1曲終了するごとに会場全方位に頭を下げて感謝した。

 ピエロ風の衣装で登場した沢田は、2曲の演奏が終わったところでMCを挟み、昨年末の騒動に触れ「あんなことがあったのにこんなにたくさん来ていただいて本当にありがたい」と、満員の会場を満足げに見上げた。「何かが起こると思って来た人、それじゃマスコミと同じじゃない」と自虐的に語り、会場を笑わせた。また、「あんなことがあっても元気です。さいたまスーパーアリーナだけだよ。他の公演は全部満杯だった。こんな会場いっぱいのお客様の前で歌えるのを本当に幸せに思います」と、ファンを安心させた。

 アンコールではスコットランド衣装風のスカート姿で登場した沢田。改めて騒動について丁寧に説明し、ファンに感謝した。「ドタキャン騒ぎにつきましては、(ファンの方の反応も)そう甘くはないと思っていましたが、ありがたい反応をしていただいた。(ドタキャンをしたことは)自暴自棄になったわけでもプッツンしたわけでもなく、歌手人生を続けるために歩みを止めてみようと思った結果だった」とした。

 また、ドタキャン騒動時もマスコミ報道にも触れ、各番組のコメンテーターに様々な意見を出されたが、社会学者の古市憲寿氏の発言だけは許せなかったようで、「こいちさん(古市氏)が“政治的パッションが強い人だ”と言っていたが、そんなん一切ありません」と、古市氏の「とくダネ!」での発言を否定した。

 「自分が自分でいられる状態で仕事を続けていければ」とし、これから10年は歌い続けるとファンの前で宣言した沢田。武道館公演は本日20日、最終日21日と続くが、ドタキャンの心配はなさそうだ。

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