この日はドタキャン公演後、初のコンサート。各紙によると、1200席は全て完売しており「満員御礼」。
沢田のコンサートでは通常、冒頭でトークを行わないが、この日は5分以上にわたり謝罪。
沢田は、「全て僕のワガママです。本来謝罪すべきはさいたまスーパーアリーナに足を運んでくださった方々(に対して)です。本当に申し訳ないと思っています」と、ファンに向かって深々と頭を下げたという。
17日の公演は、沢田が運営側から9000人の集客と聞いていたにもかかわらず、実際は7000人で、客が少なかったため自身の判断で中止にしていた。
そのことを踏まえ、「さいたまスーパーアリーナを満員にできなかった僕の力不足です。僕は70歳になって、白旗でなく、自分に対して赤旗(レッドカード)をあげました」と心境を説明。
そのうえで、「さいたまスーパーアリーナを満員にするという目標ができました。それをモチベーションにあと10年はやります」と目標を掲げたというのだ。
「反原発を掲げる沢田だが、2012年から毎年3月11日にメッセージソングを発売。往年の名曲より、ここ数年の新曲をプッシュしていることからファン離れが進んでいると言われている。来年1月19日から21日に日本武道館で公演を行うが、その3日間を満席にするのは現状ではなかなか難しそうだ」(レコード会社関係者)
とはいえ、騒動が連日大々的に報じれているだけに、多少はチケットの売れ行きを後押ししそうだ。