この例からもわかる通り、ジャニーズタレントは、毎年何かの記録を更新している。特に、ジャニー喜多川社長は生のステージにすこぶるこだわりを持っているため、コンサートを記録で埋め尽くしている。
もっとも、そのジャニー社長自身が、ギネス保持者。「チャート1位を獲得した歌手を、もっとも多くプロデュースした人物」であり、「もっとも多くのコンサートをプロデュースした人物」であり、「もっとも多くのNo.1シングルをプロデュースした人物」である。12年の時点で、3つのタイトルホルダーなのだ。
この記録にもっとも貢献しているのは、スーパースターのSMAP。SMAPは、国立霞ヶ丘陸上競技場で初めて単独コンサートを開いたアーティストだが、世界最多コンサートで通算観客動員数がトップ。すでに千万人を超えており、現在開催中のドームツアー終了時(来春)に動員数に加算すると、おそらくプラス100万人が上乗せ。自己記録を、さらに更新することになりそうだ。
さらにSMAPは02年、1度のコンサートツアーで115万人を動員し、ここでも記録を生んでいる。音楽セールスでは国内アーティストでトップの嵐でさえ、ドームツアーでは累計80万〜85万人ほどの動員。メンバー5人のうち4人が40歳を超えているSMAPだが、いまだ現役感はバリバリだ。
目を疑うような数字のオンパレードのジャニーズタレント。次週は、東京ドーム公演に焦点を絞って、新たな伝説を明かしていこう。