今年の紅白に関しては、「制作のトップ以下、体制が一新。その理由は、これまで慣習化していた、芸能プロとの“癒着”を排除するためと言われていたが、あまり変わっていなかったようだ」(レコード会社関係者)。
ところが、同誌によると、白組に関してはジャニーズのタレントが起用するのがほぼ確実で、体制を一新したことで何も変わらず。嵐は先月、デビュー会見を行ったハワイで15周年記念コンサートを大々的に行ったこともあって力の入れようが尋常ではなく、ジャニーズとしてはどうしても司会をゲットしたかったようで、夏には紅白の上層部数人に、箱にジャニー喜多川社長と嵐の5人の名前が連名で入った銀座にある高級店のバームクーヘンが贈られたというのだ。NHKは件のハワイコンサートも密着取材し、来月はその密着ドキュメントを放送するなど、かなり蜜月だったようだ。
「ハワイ公演には、テレビ各局の幹部を呼んで、高級ホテルに宿泊させ、さらには高級ブランド品をお土産としてプレゼントするなど厚遇。しかし、紅白の司会はジャニーズからしても“別格扱い”だったようで、なんとしてもゲットしたかったようだ」(芸能プロ関係者)
嵐といえば、メンバーの松本潤と、来年の大河ドラマ「花燃ゆ」のヒロインをつとめる女優の井上真央の交際が報じられている。「いまだに、ジャニーズ・井上両サイドがスルーしている」(芸能記者)というが、井上も何らかの形で紅白に絡むと思われるだけに、松本とのニアミスは確実。舞台裏でも2人のやりとりがありそうで、それが今年の紅白の目玉の1つになることは間違いなさそうだ。