タレントのりゅうちぇるが妻と子どもの名前のタトゥーを両肩に入れ、ネット上で物議を醸している中、田村は23日に自身のインスタグラムを更新。タトゥーについて、漁師だった自身の祖父が海で事故に遭った際に個人を特定できるように「田村」という刺青を入れていたことを明かした上で、「人を見かけだけで判断するなと教わりますよね?タトゥーも同じだと思います」「2020年にはオリンピックで世界中から日本に外国人がやってきます。外国人のタトゥーは許せて日本人のタトゥーは許せない?」とコメント。さらに、「りゅうちぇるの件をきっかけにもう1度タトゥーについて考えてみてはいかがでしょうか?すぐに答えを出そうって訳じゃなく、あくまで考えるきっかけに!」と呼びかけ、一部ネットニュースなどに取り上げられていた。
しかし、これについてネットユーザーから「芸能人なんて本当のところは分からないし、見かけで判断するしかない」「なぜ見た目が悪い人の本質を他人がくみ取らなきゃならないの?見た目で判断されるのが嫌ならまともな見た目をすればいい」「タトゥー容認派ってタトゥー嫌悪派に『意見を押し付けるな』って意見を押し付けがち」「タトゥー入れる入れないはどうでも良くて、わざわざ影響力のある公人が賛否両論あるものを大々的披露する必要性があるのか。」といった声が集まる事態になっていた。
田村はこれを受け、同日夜にツイッターを更新。「うーん ネットニュースになって拡散されると誤解が生じるのは慣れっこですが…」としつつ、「タトゥーの件 見かけで判断するな! と 見かけだけで判断するな! は かなり違うと思うのだけど…」と釈明。「あとタトゥーが嫌いだと言う人も1つの意見だからそこにとやかくは言ってないのですが…」とネットからの意見に苦言を呈しつつ、「むずいね意見を発信するのって」としみじみつづっていた。
これに対しても、「タトゥーを嫌う人を『見た目で判断できない人』扱いするのはやめてください」「偏見があるって分かってってタトゥーを入れて、『偏見された!』って怒る人の気持ちは理解できない」「今回の場合は『見かけで判断するな』と『見かけだけで判断するな』は事実上同じでは?」という指摘が見られたが、一方で「言葉って難しい。全く逆に取られる場合もありますもんね」「日本ではまだファッションタトゥー文化の受け入れ途中なので批判が多いですね」という声も。
さまざまな芸能人が言及し、広がり続けている今回の騒動。果たして双方の意見が決着を見せることはあるのだろうか――。
記事内の引用について
田村淳公式インスタグラムより https://www.instagram.com/atsushilb/
田村淳公式ツイッターより https://twitter.com/atsushilonboo