さて、今週は「第58回金盃(SII)」が大井競馬場でおこなわれます。今年は4歳から10歳までの7世代が激突するジェネレーション競走。各世代の意地と意地のぶつかり合いを見逃すな!
本命はベビーフェイスなイケメン・野村周平ことアウトジェネラルです。久々に当コラムに登場しました本馬ですが、可愛らしさがあってスッとした顔立ちをしているイケメン君で、そんなところが野村周平に似ています。が、ただのイケメン君ではありません。ご周知の通り昨年の羽田盃優勝馬で、今回のメンバーの中では実績上位。羽田盃後は、チグハグな競馬が続き調子を崩していましたが、ジャパンダートダービー後の休養が効き、休み明け初戦こそ距離が短く仕上がり途上だったため7着に敗れましたが、一叩きされた前走の報知オールスターCでは変わり身を見せました。結果はハナ差の2着に敗れましたが、スタートで出遅れた上に道中は外々を回り、4コーナーでは膨らんでしまったにも関わらず、怒涛の追い込みでハナ差まで詰め寄る強い競馬をしました。今回は斤量が57kgで前走より2kg増となりますが、それを補っても有り余るプラス面あり。舞台が広い大井競馬場に替わること、そして何といっても追い切りが完全復調と思わせる絶好の動き。やってくれるでしょう。
相手筆頭はタマモクリエイト。前走は中央からの移籍初戦で、手探りの状況での仕上げとなり太め残りのデキでした。それでも直線では外から一旦パワーストラグルに交わされたものの、差し返した走りはさすがの一言。一度叩かれ馬体は引き締まり、追い切りでも絶好の動きを見せているだけに今回は仕上げに抜かりなし。斤量も前走より1kg軽くなるだけに頭まであってもおかしくありません。
▲は白いおじいちゃんことスターシップです。今年で10歳となりましたが、前走の走りを見る限りまだまだ若いもんには負けていられんといった様子で衰えは感じられません。ましてや前走はトップハンデの58kgを背負っての3着。今回は56kgと2kg軽くなり、本命馬とは立場が逆転。一発あっても不思議ではありません。
以下、前走ハイペースを早めの競馬で粘ったツルオカオウジ、久々の54kgで目覚める女王様・沢尻エリカことクラーベセクレタまで。
◎(11)アウトジェネラル
○(5)タマモクリエイト
▲(2)スターシップ
△(12)ツルオカオウジ
△(8)クラーベセクレタ
買い目
[馬単]5点
(11)→(5)(2)(12)
(5)→(11)(2)
[3連単]6点
(11)→(5)(2)→(5)(2)(12)(8)
※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。
<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。