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ハッシーの地方競馬セレクション(1/22)「第17回TCK女王盃(JpnIII)」(大井)

 純朴ボーイは惜しくも2着。先週浦和競馬場でおこなわれた「第57回ニューイヤーカップ(SIII)」。本命に推した福士蒼汰こと北海道育ちの純朴ボーイ・パンパカパーティは、いつもよりはやや遅れたスタートとなったが、それでもまずまずのスタートを切ると、内枠の利を活かしコーナーで好位3番手の位置を取る。第2コーナーで内に進路を取り、向正面に入ってすぐに2番手に上がると先頭を追いかけ始める。3コーナーで早くも先頭に立つと、コーナーを上手く立ち回って直線に入り逃げ込みを図る。が、外を回ってさらに良い脚で伸びてきたファイヤープリンスと競り合いになり、おしくも最後の2完歩で交わされてしまい2着。ペースを考えると良く粘っており負けて強の内容であった。今後も楽しみな逸材。

 さて、今週は「第17回TCK女王盃(JpnIII)」が大井競馬場でおこなわれます。連覇を狙う女王・米倉涼子ことメーデイアの牙城を崩すべく、女王の座を狙う内田有紀ことアクティビューティ、愛川ゆず季ことレッドクラウディア、剛力彩芽ことカイカヨソウなど、豪華メンバーが揃った今年のTCK女王盃。女たちの熱く激しい戦いを見逃すな!

 ◎新星・水ト麻美アナことワイルドフラッパーが女王・メーデイアの牙城を崩します。水ト麻美アナは、昨年の好きな女子アナランキングにおいて、加藤綾子アナの三連覇を阻止した逸材。水ト麻美アナと同じくメーデイアの連覇を阻止出来るのはワイルドフラッパーのみと見ます。昨年夏の休養明け以降本格化し、2着、1着、1着と一気にOPまで駆け上がり、前走はOP特別で牡馬を相手に0秒5差をつけられた2着ながらも、自ら動いていって粘った走りには光るものがあり、牝馬限定戦であれば重賞でも引けを取りません。馬格がありパワータイプの本馬には力のいる地方の馬場は合っており、鞍上も只今絶好調のルメール騎手とくれば条件面での不安はなし。逆にメーデイアに不安あり。メーデイアも馬格がありカンカン泣きするタイプではないでしょうが、初の57kgを背負っての闘いになるだけにまったく不安がないわけではありません。斤量2kg差を活かして下剋上といきましょう。

 相手本線は女王・米倉涼子ことメーデイア。これまで掲示板を外したのは距離が短かった一戦、芝のGI、GIでメンバーが強かった前走のJCダートの3戦のみと抜群の安定感を誇っています。唯一の不安、斤量が57kgという点で対抗にはしましたが、実力は一枚上。斤量差さえ気にしなければ勝ち負け必死でしょう。

 ▲は内田有紀ことアクティビューティ。これまで良績のなかった左回りでしたが、前走で克服。鮮やかな差し切り勝ちで充実度、状態の良さが見て取れました。打倒メーデイアと関係者が燃えているだけにここは力が入ります。

 以下、移籍初戦の前走で、斤量58kgを背負いながら0秒4差の2着と復調気配を見せた愛川ゆず季ことレッドクラウディアまで。

◎(3)ワイルドフラッパー
○(8)メーデイア
▲(4)アクティビューティ
△(9)レッドクラウディア

買い目
[馬単]3点
(3)→(8)(4)
(8)→(3)
[3連単]2点
(3)→(8)→(4)(9)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで選んだ4頭で決まり、3連単100万円越えあり。本人いわく馬の気持ちがわかるとか。

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