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ハッシーの中央競馬新馬セレクション(1/11中山・1/11京都)

 今年もいよいよ始まった中央競馬。今開催最初にピックアップした2頭は、中山デビュー予定であったラリングクライは非当選除外で出走出来ず。京都デビューの注目馬・アドマイヤメテオは、まずまずのスタートを切ると馬なりのままスッと7番手内の位置取り。道中はやや行きたがる素振りを見せていたが我慢する。3コーナーから徐々にポジションを上げていき、4コーナーでは早くも3番手に上がる。1番人気のヤマノフェアリーを目標に直線追われると、グングン加速していき残り50mあたりで捕え先頭でゴール。3着以下は10馬身以上離しておりここでは力が違った。追われてからの反応も良くセンス抜群の走り。クラスが上がってもすぐに勝ち負けになるだろう。

 今週の中山デビューの注目馬は、1月11日(土)第6R芝2000m戦に出走予定のウイングオブハーツ。馬名の由来は「母名の一部+父名の一部」。牡、黒鹿毛、2011年3月20日生。美浦・伊藤圭三厩舎。父ハーツクライ、母ウイングオブラック、母父ブライアンズタイム。生産は白老町・社台コーポレーション白老ファーム、馬主はシルク。愛馬会法人・シルクホースクラブの募集馬で総額2500万円。半姉には芝中距離路線で3勝を挙げたフライングメリッサ(父ダンスインザダーク)がおり、近親には2004年阪神ジュベナイルF(GI)を勝利したショウナンパントル(父サンデーサイレンス)がいる。本馬はスラッとした脚長で、後駆よりも前駆が勝っている。前肢の出はやや 硬めだが、頸から上腕にかけての筋肉はしっかりと付いている。繋ぎはやや立ち気味でクッション性はやや硬め。芝でもやれるとは思うが、トモはまだ非力な印象で現状は芝よりもダートの方がベターか。距離は2000m前後が良さそうだ。なお、鞍上には蛯名正義騎手を予定している。

 京都デビューの注目馬は、1月11日(土)第6R芝1600m牝馬限定戦に出走予定のイルーシヴキャット。馬名の由来は「巧く逃げる猫」。牝、栗毛、2011年4月1日。栗東・松元茂樹厩舎。父キングカメハメハ、母レッドキャット、母父Storm Cat。生産は安平町・追分ファーム、馬主は社台レースホース。愛馬会法人・社台サラブレッドクラブの募集馬で総額3000万円。半兄には2007年フサイチホウオーが勝った共同通信杯(GIII)で2着に入ったダイレクトキャッチ(父スペシャルウィーク)や、2011年オルフェーヴルが勝ったスプリングS(GII)で2着に入り全5勝を挙げたステラロッサ(父ハーツクライ)がいる。本馬はトモ、頸から肩、上腕にかけての筋肉が逞しく、筋肉の質はやや硬めでキングカメハメハ産駒らしい筋肉質な馬体をしている。全体的な馬体の印象から距離はマイルがベストか。調教は入念に乗り込まれており、初戦から力を発揮出来そうだ。なお、鞍上にはC・ルメール騎手を予定している。

※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。

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