2011年に出演したドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」のためにそれまで長髪だったロングヘアをバッサリ切ってショートカットにしたという剛力。髪を切るにあたって様々な思いが交錯する中決心した当時の自分を振り返ってか、本賞の受賞に「ようやく来たかという感じ。本当にありがたいことです」と感慨深げな表情を見せた。
「18歳の時にショートカットにして、美容師さんたちからも『剛力カットにして欲しいってよく言われる』って声をかけてもらえるようになりました。ショートカットにして長くはないですけど、本当に人生が変わったなって。そう思うといつ転機が訪れるかわからないなって改めて思いました」と話すと、トロフィーを手に「これからもみなさんにショートカットの魅力をお伝えできるように頑張りたいなと改めて感じました」としみじみ。
イベント後の会見では2009年にフジテレビの特別ドラマで共演した阿藤快さんの訃報についてもコメントを求められたが、阿藤さんとの共演当時を振り返り「当時はまだわたしも高校生で、ドラマに慣れていない中で、緊張もしていたんですけども、すごく優しくしてくださった」と言葉を選ぶように発言。「本当に楽しい現場だったと覚えています。最近はお会いできていなかったのですが、また共演したいと思っていたのでとても残念です」と改めて阿藤さんを偲んでいた。
授賞式には20代男性部門を受賞した俳優の千葉雄大、ティーン部門を受賞したモデルの池田エライザも出席した。
(取材・文:名鹿祥史)