番組では、BREAKERZのDAIGOと対談し、人生や音楽について赤裸々に語り明かした。
昔からの夢だったお笑い芸人の道を目指すも、周りとの圧倒的な差を感じ、わずか1年程度で挫折。それからは、なんとなくバンド活動を再開し、バイトに明け暮れる日々を過ごしていたという。そんな無気力な鬼龍院にさらに追い討ちをかけたのが、失恋だった。
「たかが恋愛なんですけど、僕にとってはされど恋愛で。ダメージがすごくデカくて、よくよく考えたらこの世に未練がないなって考えちゃって。お笑いで生きていくって決めていたモノを、1年ちょいでいとも簡単に終わっちゃって。この世の全ての好きな人にも振られてしまって…」と明かし、「もう死んでしまおうかなと思って」と激白した。
失意のドン底に陥ったが、筋肉少女帯の楽曲「これでいいのだ」を聴いて逆境から蘇ったという。
「その時に人生とはなんなんだろうとか、僕はどうしていけば幸福なんだろうとか、そんなことを悶々と考えていたんですよ。辛いことがあると『ああなんで、僕の人生はこんなもんなんだろうなぁ』とか思っちゃってたんですけども、この曲聴いてから、なんか許せるようになったんですよね」と説明した。
さらに「死ぬつもりなら、一回本気で何かやってから死のうと思って、そこからゴールデンボンバーの活動を血眼になるぐらいに力を入れたんですよ」と明かした。