昨年のテーマは「日本の歴史」で、総合司会はビートたけし。たけしのアシスタントに、関ジャニ∞の村上信五をキャスティングした。昨年の27時間テレビは、醍醐味でもある生放送をあえて取りやめ、コーナーを分け、収録番組として27時間ぶっ続けで歴史をテーマにした特別番組を放送し話題を呼んだ。
フジテレビによると、今年の『27時間テレビ』でもたけし&村上のコンビは続投。「日本人は何を食べてきたのか」をテーマに、日本の食文化や食の歴史をひもとく展開となるという。なお、現在フジテレビの発表によると「生放送」の部分については特に触れられていないが、今年も昨年に引き続き生放送は行われないだろう、と噂されている。
理由はたけしとともに司会を務める村上のスケジュール問題だ。村上の所属する関ジャニ∞は東京ドームで9月6〜9の4日間、ライブが予定されている。これは『27時間テレビ』が放送される9月8〜9日と重複しており、おのずと村上の当日の生出演の可能性はないことが分かる。
また、ビートたけしにしても御年71歳にして6本の冠番組を抱える売れっ子であり、スポット出演の可能性はあるものの数時間の生放送は厳しいと思われる。
当然、ビートたけしと村上という現在の売れっ子タレントを司会としてブッキングするためには事前収録しかない。だが、やはり27時間テレビの醍醐味でもあった「生放送」を期待する声は多い。ネットでは「少しでいいから生放送をしてほしい」という声も多い。関ジャニ∞のファンはすでに東京ドームのチケットを確保しているため、27時間テレビをまるごと録画する必要性に見舞われている。レコーダーの買い替えを検討しているファンも少なくないようだ…。