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日テレ、エースアナ2人の出世の思惑は 裏目に出る可能性も?

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水卜麻美アナウンサー

 ともにエース級の活躍をしている日本テレビの桝太一アナと水卜麻美アナが、6月1日付の人事で昇進することを、発売中の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。

 桝アナは東大を卒業し06年に入社。オリコン調査による「好きな男性アナウンサーランキング」で2011年から5年間、1位に選ばれ「殿堂入り」を果たした。

 水卜アナは慶応大を卒業し10年に入社。「好きな女性アナウンサーランキング」では、13年から5年連続で1位となり「殿堂入り」を果たした。

 「日テレは他局に比べて年収が低いことで知られているが、2人がフリーに転身した場合、ともに現在の10倍以上の年収を稼ぎ出すだろう。そんな逸材だけに、日テレとしてはどんな手を使ってでもフリー転身を食い止めたいところ」(芸能記者)

 同誌によると、桝アナはアナウンス部副主任から主任に、水卜アナは平社員から副主任にそれぞれ昇進。桝アナは、同じタイミングで主任になった杉上佐智枝アナよりも年次で5つ下であるだけに、スピード出世だという。

 2人とも年功序列の定期昇進だというが、局内の「ライン」に乗っているようで、今後、順調に出世していくとみられるのだが…。

 「出世すれば後輩の指導や勤怠管理など、アナウンス業務以外の煩わしい仕事が増えていく。しかし、フリーに転身すれば、仕事に集中できるし勤務時間に縛られることもない。日テレとしては出世させればフリー転身を食い止められると思っているかもしれないが、逆効果になる可能性もありそう」(テレビ局関係者)

 現在フリーの安東弘樹アナはアナウンス部の次長を務めていたが、多忙を極めたことなどを理由に昨年3月、27年勤めていたTBSを退社している。

 そんな事例もあるだけに、桝アナも水卜アナもフリー転身の可能性は十分にありそうだ。

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