オープニング、残留と離脱が大きく左右に掲げられたステージに現れたのは指原莉乃。「残留、離脱。どちらにしても若いメンバーや若いファンの方が夢や希望を抱けるような選択をしてほしい。皆さん、HKT48の未来を決める勇気はありますか?」との訴えに会場からは大きな歓声が上がった。赤い衣装を着た兒玉遥率いる離脱派メンバーと青い衣装を着た宮脇咲良率いる残留派のメンバーがステージの左右に分かれて登場し、続く1曲目は欅坂46の「サイレントマジョリティー」でスタート。意表を突くオープニングに会場からはどよめきが起こった。
ユニット曲では穴井千尋がフィーチャーされ、苦楽を共にした1期生の松岡菜摘や本村碧唯、そして兒玉遥と歌うユニット曲や、「私は私」を穴井がソロで披露。会場から盛大な「ちーちゃん」コールが起こっていた。
ライブ中盤には、今回のツアーテーマでもある【離脱】と【残留】の投票が行われた。指原より「ここから先のセットリスト、2パターンあります。離脱派パターンと残留派パターン。皆さんの力でセットリストを変えられるコンサートです!」との説明の後、離脱派と残留派のメンバー双方が最後の“演説”を行った。
この投票は、入場時に配布された赤(離脱)と青(残留)のうちわをお客様に掲げていただき、離脱=HKT48のみの楽曲、残留=姉妹グループの楽曲を披露することが発表された。今回は圧倒的支持により「離脱」。「メロンジュース」や「桜、みんなで食べた」などHKT48のみの楽曲で構成されたセットリストとなった。