「メンバーは基本、吉本興業のグループ会社に所属しているが、広報の体制がほかの48グループに比べて弱すぎる。そのため、あまりいいPRができておらず、メンバーたちは運営に対する不満を募らせている」(芸能記者)
そんな状況もあってか、ほかのグループに比べ毎年恒例の総選挙も「弱い」というのがファンの間では定説なのだとか。昨年の総選挙での選抜入りは14位の吉田朱里ただ1人。100位以内に入ったメンバーもわずか9人で、ほかのグループに比べ圧倒的に少数。
ちなみに、おととしの総選挙では、当時のメンバーで20位に入った須藤凜々花が前代未聞の結婚発表という、総選挙史に残る大事件を巻き起こした。
「メンバーたちにとって特に目標も見つからず、さらには、“ポスト山本”を目指すようなモチベーションを持ったメンバーも出てこない。ほかの48グループに比べてないものが多すぎる」(音楽業界関係者)
卒業したメンバーは、元NMBの肩書を引っ提げて活躍したいところ。しかし、ある縛りがあり、それも思い通りにはならないという。
「一部週刊誌にすっぱ抜かれたが、卒業したメンバーは2年間は芸能活動をできないというルールが契約書に盛り込まれている。そんな契約書があるのはNMBのみだとか。元人気メンバーのみるきーこと渡辺美優紀もそのルールで貴重な2年間を無駄にしてしまった。それが知れ渡っているだけに、48グループの中でわざわざNMBを選ばないだろう」(同)
末期的な人材難に陥っているようだ。