武井咲結婚、処女厨の「妄想」「願望」は？

　9月1日に女優の武井咲が“できちゃった婚”を発表した。お相手はEXILEのヴォーカル、TAKAHIROである。2人は、2015年に熱愛が報じられて、当初は双方の事務所が否定するも、その後も関係を育んでいたようだ。

　現在、武井の年齢は23歳。彼女の所属するオスカーは「25歳まで恋愛禁止」ともいわれ、突然の発表にCMの違約金支払いなど、莫大な損害の発生が予想される。

　同時に、一部のネット民にも悲しみがおそっている。それが“処女厨”だ。ネットには「ご懐妊するまで処女だったはず」「TAKAHIROが処女を奪ったのか」といった願望と悲鳴があふれている。

　「処女厨は、アイドルや女優に過剰な純潔を求めるファンを指します。先日は、STU48の石田みなみが、動画配信中に生理用品が映り炎上しました。彼女の年齢は18歳ですから、生理用品があってもおかしくありません。しかし、処女厨たちは『生理用品は、性行為のあとに血を処理する何か』と思っていたようで、一般常識のなさが問題となりました」(ネットライター)

　武井咲以外にも、処女説のある芸能人は多い。なぜ、これほど、流言が飛び交ってしまうのか。

　「一番は、ファンの過剰な願望だといえるでしょう。男性ファンにとってアイドルや女優は擬似恋愛の対象です。当然、非処女では都合が悪い。不倫騒動が発覚したベッキーも当初は『ファンを悲しませないため恋愛はしない』と公言していました。さらに、芸能人は仕事が忙しく、良くも悪くも特殊な世界であるため、普通の出会いがない。それでも恋愛関係がはじまればスキャンダルの対象となってしまいます」(前出・同)

　芸能界の古い制度が、処女説を補完しているといえるだろう。武井咲を候補に失った処女厨たちの次のターゲットは誰になるのだろうか。