暖冬だった今年は、2歳馬の仕上がりも早く、能検初日には36頭がエントリー(直前で1頭が取消)。800mを58秒0で入線すれば合格となり、競走馬としての仲間入りを果たす。初日は34頭が合格した。
この日の一番時計は、第1競走のカミヒコーキ(牝2 父マイネルラヴ、母オリガミ、北海道・若松厩舎)の52秒8。母オリガミは、フロイラインC(H3)を制すなど、ホッカイドウ競馬で活躍し、カミヒコーキが初仔。「母親はおとなしかったが、この馬は気性の勝ったタイプ」と佐々木国明騎手。能力の高さをあらためて感じ取っていた。
また、JBCスプリントの勝ち馬・サウスヴィグラス、ダートで活躍したサンデーサイレンス産駒・アッミラーレ、そして2002年のワールドチャンピオン・グランデラといった今年の新種牡馬の産駒が3頭登場した。