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ジェーン・フォンダ、根深いベトナム問題

 ジェーン・フォンダが反ベトナム戦争を口にしてからおよそ40年が経つが、通販チャンネルQVCは今もそれを不快に感じる視聴者からのクレームを恐れ、ギリギリになってジェーンの出演を取りやめた。
 ジェーンは新作著書『プライム・タイム』宣伝の為、同局の番組に出演する予定だったが、「ベトナム戦争に対する意見を批判するたくさんの電話を昨日受け、出演すれば番組の視聴をボイコットするという脅し」があった事から、QVCから出演をキャンセルされたとブログ上で告白した。

 ジェーンは1972年、ベトナム滞在中にアメリカ軍を攻撃するための北ベトナム軍の高射砲の上に彼らのヘルメットを被って座っているところを写真に撮られている。
 この一件は長年に渡り彼女の足かせとなり、「ハノイ・ジェーン」というあだ名まで付けられている。
 「私にとってボイコットなんて脅しは今更始まった事ではないし、ベストセラーの著書やエクササイズDVD、映画、それからブロードウェイでの舞台出演のジャマになった事は一度もないわ」「殆どの人はあからさまなウソなんて真に受けないわよ」

 また、フォンダはブログ上で、「要するに、私について広まっているウワサに真実は全くないわよ! 1つもね! 私は愛国者です。母国や私達のために戦い、今も闘い続ける男性や女性に対して何かしたことなんて一度もないわ」とコメントしている。

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