報道をまとめると、出廷した高橋被告は黒のスーツに白のワイシャツ姿。昨年12月の逮捕時よりもかなりやつれ、憔悴しきった様子で顔色は白く、裁判中は終始うつむきがち。入廷直後に傍聴席に向けて深々と一礼すると、被告席前で裁判長にも一礼。証言台で職業を聞かれると、「現在は無職です」とつぶやくように答え、罪状について問われると「間違いありません」と消え入りそうな声で返答したという。
検察官によると、20年前から犯行を重ねていたという高橋被告はこれまで、「制服を見ては自慰行為をしたり、女子高生を空想したりしていた」などと供述。1か所で盗んだ制服類は1つのビニール袋にまとめて入れ、自宅の部屋に保管していたそうで、上履きや靴も盗んだ理由は、「制服として一式そろえるため」とも供述。かなりの“JKフェチ”だったことが改めて明らかにされた。
「検察は別件でも追起訴する意向。自宅からは600点70袋の制服が押収されたというから、すでに時効になった分も合わせて何十件もの犯行を重ねていたことは間違いないだろう。今後の公判では、赤裸々に高橋被告の性癖が暴かれることになりそうだ」(全国紙社会部記者)
これまでの一連の報道によると、高橋被告は犯行を重ねたうえでの“収集癖”がバレるのを恐れてか、ほとんど自宅に友人を呼ぶことがなかったというが、公判では“丸裸”にされそうだ。
次回の公判は4月18日に開かれる。