この日参加したのは松平ほか、真島茂樹、姉妹ユニット・りんともシスターズ。最新曲「マツケン・アスレチカ」を高齢者と歌って踊るという内容で、松平は「歌うのと踊るのを別々にやるのが認知症にいい」と参加者に呼びかけ。認知症については「わたしも高齢。他人ごとではない」と感じているといい、「『マツケン・アスレチカ』がみなさんのお役に立つと嬉しい」とにっこり。
健康については「わたしも50歳を超してから気を遣うようになりました。睡眠とか食事とかに気をつけて、運動をしたりもしています」とコメント。老いについては自身も実感するところがあるといい、「体が痛くなったり、セリフが入りにくくなったり。無理できないですね」と照れ笑い。
自身の老後については「これから医療はどんどん進むし、みなさん長生きされると思いますが、最後は静かなところがいい。90歳までは生きたい」とコメント。終わる平成を懐かしむ場面もあり、「自分の仕事の変化が大きかった時代。時代劇がいったん終わって、次のサンバで人生が変わった。大きかった」としみじみ。令和を迎えるが「これからは体に気を付けて健康で頑張っていきたい」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)