バンドは29日金曜日、テキサス州ダラスのコンサートを短めに切り上げ、ホーストン近くで行なわれる予定だった翌日の公演をキャンセルしたが、フロントマンのカレブ・フォロウィルは暑さが原因でまともに歌えなかったと訴えた。
「バックステージに戻ってゲロしてくる。ビールを一杯飲んで戻ってきたら3曲演奏するからさ。普段レコーディングの時は飲まないけど、とにかく暑すぎる」と観客に向かってカレブは語り、ステージを降りた。
その後カレブがステージに戻ってくることがなかったが、他のメンバーがステージに戻り、観客に謝罪した。
ベーシストのネイサンは残念な気持ちをツイートし、暑さだけではなくバンドメンバー内に深刻な問題があることを示唆した。
「ダラスのみんな、本当に申し訳ない。バンド内部には異常さと問題があって、それを説明する必要があった。言葉にならない」「ファンのことは本当に大好きだ。みんながマヌケじゃないことは知っている。ウソじゃないって。ゲーターレードを飲んでも足りない、もっと大きな問題があるんだ」
ドラマーのネイサン・フォロウィルはコンサートをキャンセルすることについて、「恥ずかしい」と30日に語っている。
「あんまりいい朝じゃない。昨晩の散々な結果には恥ずかしい思いでいっぱいだ。謝っても謝り足りないし、まったく残念だ。本当にゴメン」
キングス・オブ・レオンはテキサスで短縮とキャンセルした2公演について日を改めて再公演することを約束、次の公演は2日フロリダで行われる。