非行に走る娘を成海璃子、その両親を中村雅俊と高島礼子が演じ、成海はこのニュースを報じた各メディアに「昭和はピンとこないけど知らないことをやるのは面白い。現代の作品にはないような暴れ方やセリフは新鮮」とコメントし不良役を心底楽しんでいる様子。
デビュー以来、清純派女優として売り出してきた成海だが、どうやら、この役がハマり役になりそうだというのだ。
「事務所のイメージ戦略で世間に知られている成海とその“素顔”はあまりにもかけ離れている。本当は酒とロックをこよなく愛し、一部雑誌に掲載されたプライベート写真ではどくろマークのついたシャツを着こなしていた」(週刊誌記者)
これまで成海は米のロックバンド・ニルヴァーナのファンを公言しており、「寝る前も朝起きたときもニルヴァーナ、という日もあるぐらいニルヴァーナが大好き」と発言。以前、NHKのトーク番組に出演した際には、自宅からアナログのポータブルレコードプレーヤーを持参し、80年代の名盤を興奮気味に1人でリズムをとっていたこともあった。
「トーク番組では好きなおやつとして、あたりめとエイヒレを紹介。NHK大河ドラマ『平清盛』で、後白河上皇の妻となる、滋子役で出演中だが、役柄についての感想を尋ねられると『けっこう、酒に強い役で。大酒飲みっていうこととかも聞いて、すごい、面白そうな役だなって思ってた』ととにかく酒にこだわっていた」(同)
ようやくこれまでの“素”を出せそうな役にめぐりあっただけに、成海の好演が期待される。