元タレントの肩書を持つ女子アナは、フジテレビの平井理央(元・おはガール)を筆頭に数多く存在するが、紺野の「元・モーニング娘。」の経歴は群を抜いている。一部で「史上最強の新人女子アナ」の異名で呼ばれるのも当然なのだ。
この紺野、7日の『7スタBratch!』にてアナとしてのデビューを果たし、翌週11日より同期・植田萌子との新人コンビによる初レギュラーである、深夜の情報バラエティ『もえ×こん』もスタート。いよいよ本格的に「アナウンサー・紺野あさ美」の全容が明らかになった。
さて、注目の紺野のアナウンスだが、報道指向らしく抑えめのトーンで噛みしめるようにゆっくりと話す口調が印象的。ところがこの彼女のアナウンスが、主にモー娘。時代の「こんこん」を知るファンに非常に評判がよろしくない。落ち着いて話すのはいいのだが、やはりモー娘。時代の素のしゃべりとあまりに違和感がありすぎて「かえって聞きづらい」と感じるファンが大勢を占めているようなのだ。『もえ×こん』の番組内で同期の植田とフリートークする際は、ファンがモー娘。時代から親しんだ素のしゃべり方に戻るだけに、違和感の強さがさらに際だってしまっている。局内の他の先輩アナたちを思い返してみても、紺野のように素のしゃべりと違う“ヨソ行き”のアナウンスをするアナは皆無である。
これまでの出演番組のどれを見ても、かなりの緊張でガチガチになっている様子なのが火を見るよりも明らかな現在の紺野。今の彼女に必要なのは、一にも二にも経験と慣れであることは間違いないようだ。