「空耳アワード2010」は、今や“グラミー賞”と並び称される? 音楽界の権威。毎週司会のタモリがソラミミストの安斎肇(本業はイラストレーター)と、視聴者が送ってくるハガキを元に、洋楽歌詞の英語をムリヤリ日本語に置き換えるコーナー。(もう何十年もやってるのでみんな知ってるよね)アワードは、昨年の作品を振り返り、みんなであーだこーだ言うお祭り。マイケル・ジャクソンの「スムーズ・クリミナル」の「パン、茶、宿直!」みたいに、毎回見るのもあるけど。そんな中で、昨年もアワードのゲストとして並んでいた、ラッパーでデザイナーで億万長者で、ヒルズに住んでる、牧瀬里穂のダンナ・実業家のNIGO氏。この人ラップだけじゃなく、いろんな音楽に詳しい。彼がやってる「テリヤキ・ボーイズ」って、m-floだ、リップスライムだ、米人気アーティストのカニエ・ウェストだのって、ありえないぐらい豪華メンバー。沢尻夫の高城さんよりも、よっぽどハイパー・メディアなクリエーターなのであった。そんなNIGO氏、前は目つきが怪しくて好きじゃなかったが、牧瀬里穂と結婚して表情がやさしくなり、服装も、ギンギンの成金趣味じゃなくなった。世界不況の影響で前より服が売れないのか、なんとなく腰も低い。とにかく(記者は)前よりNIGOが好きになった。
そしてもうひとり、結婚で変わった40男が一人。熱狂的ロックマニアの高嶋政宏。彼が今夜だけ“スターレス高嶋”と名乗り参戦。自分の「作品」をソラミミしてもらっていた。アデランスのCMで見事な“ハゲズラ頭”を披露したり、最近「三の線」が目立ってきた高嶋。嫁をもらい、お父さんの病気も治ってうれしいのはわかるが、最近の兄ちゃんは少々、ハジケすぎだと思う。(コアラみどり)