「闇営業問題も徐々にネタがなくなったところでジャニー喜多川さんが死去。しかし、すでにその話題が尽き、社会ネタや政治ネタがトップを張っていたところで吉本ネタが弾けました。扱ったどの番組も軒並み数字を上げています」(ワイドショー関係者)
ダウンタウンの松本人志がレギュラーを務め、21日に緊急生放送されたフジテレビ系「ワイドナショー」の平均視聴率が16・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)で過去最高を記録。
また、現在謹慎中のレイザーラモンHGこと、住谷正樹の妻でタレントの住谷杏奈が出演していた同日のTBS系「サンデー・ジャポン」は10.6%と2桁を記録。
そして、加藤浩次が吉本の上層部を痛烈に批判した22日の日本テレビ系「スッキリ」は10・4%で、前回の19日から3・7ポイントアップした。
騒動を報じるメディアからすれば“吉本バブル”が到来したともいえる。一方、吉本は対外的には大幅に会社のイメージをダウンさせてしまったが、転んでもただで起きるような会社ではないようだ。
「ダウンタウンの元マネジャーである岡本昭彦社長の5時間半にわたるのらりくらり会見には批判が殺到したが、格好のネタ。そこで早くも大みそか恒例の『絶対に笑ってはいけない』シリーズに登場する噂が浮上しています。あの会見をコントにして『岡本、アウト!』とやれば数字が取れるのは確実。また、同シリーズでおなじみだった原田龍二の『4WD不倫』の釈明会見もネタになるでしょう。今年はネタ満載で紅白を脅かすのでは」(日テレ関係者)
昨年は「トレジャーハンター24時!」だったが、今年は「吉本興業24時!」を望む声まである。そのテーマが例年以上に注目されている。