キャサリンが、映画とチャリティー活動が認められ英国勲章を授与されたわずか数時間後の24日木曜日の夜、ロンドンのホテルに戻った際にこの事件は起こった。
クラリッジス・ホテルにあるゴードン・ラムジーのレストランでの食事を楽しんだ2人、車から出る際にカメラマンに囲まれ、なんとか写真を取ろうとするカメラマン達からもみくちゃにされていた。キャサリンがパパラッチ軍団の中を通り抜けようとした際、1人のカメラマンから顔を殴られたと言われ、その大混雑の中でキャサリンとマイケルに「止めて、止めて、止めて」と頼む声が聞こえていた。
ドアまで到着すると、キャサリンは「あんたよくも私のコトを触ってくれたわね! 今すぐ警察を呼んでちょうだい。コイツに殴られたの! 私の顔を殴ったのよ」と叫んだ。
その後、キャサリンはドアの向こう側から自分を殴ったカメラマンを指差し、「そこにいる男が私を殴ったの」と叫んだ。
それを聞いたマイケルは、外に飛び出し、パパラッチの胸倉を掴んで「やったのはお前だろ、クソったれ。ここから出て行け」と怒鳴りつけた。
マイケルから因縁を付けられたカメラマンは「私じゃないですよ」と反論したという。その後夫婦のセキュリティーの一人だと思われる男性が「写真は撮ったんだから、今すぐ消えろ!」と言い放った。
この事件の一連の流れは『エンターテイメント・トゥナイト』が入手したビデオに納められており、マイケルの代理人アレン・バーリーは、同番組に「(旅行が楽しくなかったのは)この時だけです。それ以外ロンドンへの旅、そして授与式は素晴らしいもので、全員にとって喜びでした」とコメントしている。