今年は年始早々、大倉忠義が腸閉塞のため、5大ドームツアー『関ジャニ∞の元気が出るLIVE!!』の最終公演となった京セラドーム大阪公演を休演するというハプニングに見舞われた。しかし、出鼻をくじかれたことで、逆にメンバーの結束力が高まり、5月には冠番組『関ジャニ∞のジャニ勉』(関西テレビ/関西ローカル)が10年目に突入した。
さらに、ソロ活動も勢いづいた。3月には渋谷すばるが、ジャニーズのソロタレントとして初となる東京・両国国技館公演を2日連続で開催(いずれも満員)。6月には錦戸亮が、11年10月のNEWS脱退以来初めて、『ザ少年倶楽部プレミアム』(NHK BSプレミアム)で、元メンバーと共演する貴重な瞬間もあった。また、安田章大、横山裕は連ドラに出演、丸山隆平、村上信五は主演舞台に恵まれ、大倉は映画が公開。横山は来年、錦戸は再来年に公開予定の映画撮影に追われた。
そんな多忙な1年を締めくくるべく、リハ初日に姿を現したメンバーは、おしゃれな普段着に身を包んで、メインステージとルーフステージに登場。舞台に上がるなり、「今年もよろしくお願いします」と、連続出場できる喜びを噛みしめた。TOKIO、V6、嵐らと一緒に騒ぎながらのトップバッター。錦戸が、「これ、(先輩の)前、通っちゃっていいの?」とマイクを通して確認するあたりに、体育会系ジャニーズの素顔が垣間見れた。
リハが終わると、メンバーが口々に「ありがとうございました!」とマイクを通して、何度もお礼。連続出場の威厳ではなく、感謝の気持ちを全面的に見せた7人だった。