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キム兄「鶏肉事件」に見る、“自称料理上手男”の扱いにくさ

 25日放送の「人志松本のすべらない話」でお笑い芸人の千原ジュニアが「木村祐一兄さん」という題で先輩芸人である木村祐一が夜中に家までついてきてセックスさせなかった女性に怒ってモノを投げつけたことをネタした。放送後ネットの掲示板などで「最低」などと大批判を受けた木村。芸人としての才能はどうあれ、過去3回離婚し、どうしようもない女ぐせの悪い一面には、彼のウリでもある「ある特技」が関係している。

 「ナンパして部屋まで入った女がエッチさせないと言ったため激怒し、逃げた女性に冷凍庫から取り出した凍った鶏肉を投げつけた」
 10数年前のことで「時効ですよ」と前置きして千原が語ったこの話は、芸人仲間の間ではおもしろい話なのかもしれないが、テレビの向こう側にはそう写らなかったようだ。オーバーに表現しているにしろ、女性を階段から突き落としただの同様の内容が他の芸人の口からも聞かれる事から、木村が女性にたいして横暴な一面を見せる事は確かだ。
 人気芸人でも「やさしすぎる」などの理由で女性にモテない人も大勢いる中、一見ハンサムでもない芸人・木村祐一は一般人、有名人関係なく女性にモテる。それはナゼなのか、そしてなぜ木村はしっかりと相手と向き合わないのか。

 その理由のひとつに、木村のウリでもある「料理が上手い」というのがある。料理が上手な男は女性を家に呼びやすいし、ご飯を共にする事はアットホームな関係になりやすい。しかし、自分で美味しいご飯がつくれてしまう木村にとって女が彼を満たしてくれる欲求は性欲のみ。だから家に呼んでも「エッチさせない女」は天敵で、思い通りにならない時の憎さが100倍増しに。自分で料理するために凍らしておいた鶏肉を投げつけたところもまた象徴的だ。いくら性欲が満たされれば家庭や安らぎなどいらないとしても、近年離婚した辺見えみりには子供さえもいらないと言ったといわれる木村。自己愛もここまで来ると異常だ。

 「ビストロ・スマップ」などの影響で、しばしモチアゲられぎみな“自称料理上手男”。実はプロでもないのに料理が上手いと過信する男たちって、ある意味とても扱いにくくてやっかい。木村のように有名人になればなるほど、“自己顕示欲の塊”になって、作った料理を美味しいと言わなければ機嫌をそこねたり、他人の料理に文句をつけたりする。愛好家を名乗りプロでないゆえかえって正当に評価されてない事に気づかず、褒められるのが当たり前になって、イコール周りに気をつかわせているのだ。芸人なのに初監督で映画をヒットさせてしまう程器用な木村は、マルチな才能である事は確かだし、映画も面白ければ、つくる料理も実際とてもおいしそう。しかし、それゆえ天狗になっているのも否定できない。いままで料理が勝るという点で、つきあう女性を見下してきた一面を、映画など仕事で成功した今は、それをやらない後輩芸人やスタッフなど目下の人に容赦なくぶつけているのではないか。わりと賢く業界で立ち回る千原ジュニアが、心から木村を尊敬していたら、あんな彼にとって不利になる「すべる話」を「すべらない話」としてわざわざ持ち出してくるだろうか? ただの偶然ではなさそうだ。(コアラみどり)

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