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相武紗季の葛根湯CMで話題「風邪のひきはじめのひきはじめ」ってどんな症状? マジメにリサーチしてみた

 10月からお茶の間に流れている、相武紗季出演の「葛根湯」新CM(クラシエ製薬株式会社)が話題だ。CMでは、町ゆく人が咳き込んだり悪寒でブルブル震えるなか、葛根湯の服用で“風邪と戦うオーラ”を身にまとった相武が颯爽と歩くシーンが印象的。また、麦門冬湯(ばくもんどうとう)の新CMも、長引く咳の症状に立ち向かう相武の内なる力を引き立たせる内容となっている。

 グンと寒くなって風邪をひきやすいこの時期、すでに症状が出てしまっている「風邪のひきはじめ」よりも、さらに一歩早く「風邪のひきはじめのひきはじめ」の時点での対策が勝負の分かれ目だというものだが、では、ちょっと聞き慣れない「風邪のひきはじめのひきはじめ」の症状とはどんなものだろうか。

 クラシエが、全国の20〜60代の男女210人と医師104人を対象に行った『「風邪のひきはじめのひきはじめ」に関する意識調査』によると、「もしかして風邪をひきそうかな?と感じる身体の違和感や変化」についての質問に、一般層は「のどが痛い」(35.7%)、「鼻づまりがおきる」(20.0%)、「悪寒、寒気がする」(45.2%)などと回答、ウイルスの侵入が深くなってから風邪を察知する数値が強く出た。 対照的に医師では、「首や肩・背中に違和感を感じる」(24.0%)、「身体に違和感がある」(35.6%)、「のどの違和感を感じる」(44.2%)など、風邪の症状が進行する前段階=「風邪のひきはじめのひきはじめ」を察知している割合が高い。つまり、一般のわたしたちにとって、気がついたときには、すでに風邪予備軍である可能性が高いのだ。

 これを男女別で見てみると、女性のほうが風邪の前兆である身体の違和感に、より敏感であることが分かった。また、女性は「頭痛がする」(37.1%=男性20%)、「くしゃみが出る」(31.4%=同14.3%)、「のどが痛い」(42.9%=同28.6%)など、かなり進行した症状を「風邪のひきはじめのひきはじめ」と誤解している人が多い。 つまり、“鈍感男子”は風邪の予兆に気づきにくく、我慢強い“思い込み女子”は、すでに風邪が進行した後の症状を、ひきはじめと感じてしまうという傾向がありそうだ。

 また、葛根湯服用者による飲み始めの症状トップは「悪寒、寒気がする」(47.8%)で、「のどの違和感を感じる」(25.4%)、「身体の違和感がある」(19.4%)といった「風邪のひきはじめのひきはじめ」のタイミングで服用している人は2割前後にとどまる結果も。ちょっと体の調子がおかしいかな? という段階での服用ではじめて、CMの相武のような“風邪と戦うオーラ”を身につけることができそうなのだ。

 CM撮影の舞台裏では、敏感に風邪の気配を感じて「照明さん、ちょっと風邪っぽくないですか!?」とスタッフにまで気遣ってしまうなど“おせっかい”エピソードも語ってくれた相武だが、彼女に「ひきはじめのひきはじめ」を心配されて葛根湯を出されたら、風邪もすぐ“退散”してしまうかも!?

「かぜチェック」
http://www.k-senka.com/kazelab/

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