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全日本プロレス 全日プロ本隊が高山包囲網

 全日本プロレス春の祭典「チャンピオン・カーニバル(CC)」(4月6日、東京・後楽園ホールで開幕)の記者会見が17日、都内のGAORA東京支社で行われた。悪友・鈴木みのると優勝決定戦で対戦することを誓い合った“帝王”高山善廣に、ライバルたちから「待った」がかかった。新三冠ヘビー級王者となった高山に早くも包囲網が敷かれた。

 帝王の連勝街道に終止符を打つ。
 14日の両国大会でグレート・ムタが高山に敗れ、三冠王座から陥落した。現在、世界ジュニアヘビー級王座以外のベルトをGURANTAIに独占されている状況の全日プロ。今回のCCで帝王に優勝を許すわけにはいかない。
 この日の会見では余裕しゃくしゃくの高山から見下された。
 「(同じブロックで)気になる相手はいない。両国の時に(GURATNAIの)3人で決勝を争うって言ったんで、(Bブロックからは)鈴木みのるかケアが上がってくるのを期待してます。まあ、みのるちゃんだな。去年の(みのる興行で負けた)仕返しをする」
 初出場の真田聖也に至っては「関係ないだろ」と眼中にもない。

 当然、ブロックの選手は黙っているはずがない。報道陣からマークする選手を問われると西村修やカズ・ハヤシが新王者となった高山を指名した。
 相手として認められなかった真田も「1月の(シングルマッチの)時は結果を残せなかった。番狂わせを起してやる」と意気込んだ。さらにBブロックの諏訪魔までもが「決勝で高山さんとやりたい」と対戦を要求した。

 中でも帝王に人一倍ジェラシーを燃やしているのが、武藤敬司だ。新日本プロレス、プロレスリング・ノア、全日本のシングル・タッグ両タイトル制覇という3大メジャーダブルグランドスラムを許してしまったことで「先を越された」と対抗心をメラメラ。開幕戦での激突が決定し「プロレスの技術とかで(高山)を負かしたい。力とスピードで負かす」と帝王狩りに鼻息を荒くする。
 相次ぐベルト流出で“与党”から“野党”になってしまった全日プロ本隊。高山の野望を阻止すべく、総力をあげて帝王の前に立ちはだかる。

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