『神様ヘルプ!』と『ゴスロリ処刑人』の会見は、2作品とのタイアップが決定したキリストンカフェ東京にて行われた。教会をイメージした独特の雰囲気の店内に、加藤和樹はシックな黒スーツ、秋山莉奈は、準備に通常の倍は時間がかかるという劇中衣装のレザー風の黒のゴスロリスーツに身を包み登場。祭壇の前で激しいフラッシュを浴びながら、合同会見はスタートした。
大量殺人鬼役を演じた主演の加藤和樹は、見所を「2役、3人格を演じました。笑いながら人を殺す時の狂った表情にぜひ注目してほしいです。この作品は本物の学校で撮影したのですが、ホラーが好きなので楽しかったです」と初めてのホラー作品に熱をいれて参加したことを明らかにし、『ゴスロリ処刑人』に主演した秋山莉奈は、「小原監督のアクション作品に自分が参加できて嬉しいです。血糊の量がものすごくて、内臓が飛び出したりもするんですけど、爽やかさもあるホラーです」と映画の見所を答えた。
質疑応答では、作品の内容に因んだ質問が飛んだ。加藤は、タイトルのように「神様ヘルプ!」と最近思ったことを、「家を開けたらゴキブリがいて…どうしても苦手なものってあるんですよね」と語ると会場からは笑いが漏れた。秋山は処刑したいと思った出来事を聞かれ、「処刑したいのは自分ですね。ミスしてしまう時とか、そう思います。」と仕事に対する意識の高さを覗かせた。
2人は、最後にどちらもホラーながら一筋ならではいかない魅力のある作品、ぜひ観て欲しいとアピールした。加藤和樹は、今回主題歌も担当し、25年前のチェッカーズのカバー「神様ヘルプ!」のリリースが二日後の28日に控えている。