今回披露されたのは、株式会社スクウェア・エニックスの集客施設向けエンタテイメントプロジェクト「ライブインタラクティブワークス」の作品。「中学・高校時代、夏休みは3日連続でゲームをやって、夢に主人公が出てきた」と話すほどゲーム好きの宇賀は、ハイレベルなデジタルアート空間を冒険する「CRYSTAL STORY(クリスタルストーリー)」を体験し、「現実を忘れますね。ここはどこで自分が誰かを忘れてしまうくらいで、『実際に自分でゲームの世界に入っていくのはこんなに面白いんだ』と実感しています」と興奮気味に話した。
この日、ゲームの世界観に合わせてドレス姿で登場した2人。ファンタジーにちなんで最近の信じられないような体験を語るコーナーでは、夏菜が「さっきロケバスにいたらコーヒーマシーンが突然動き出して、まさにファンタジーで衝撃を受けました」と直近の体験を披露。2019年にテレビ朝日を退社した宇賀は「今年は毎日がファンタジーだったなと。偶然の出会いからお仕事につながったり、一人ひとり味方を増やしていく感覚がRPGみたいでした」とフリーになってからの歩みを振り返った。
年末年始の予定を聞かれて、「30になったし、いい加減にドレスを着てイルミネーションやプロジェクションマッピングを見に行きたい」と答えた夏菜。理想のイルミネーションデートを「おそろいのパーカーを着てポケットの中に手を入れた格好で歩きたい」と話すと、宇賀から「意外と古風ですね。昭和のカップルみたい」と突っ込まれていた。テレ朝時代に見慣れた六本木ヒルズの欅坂のイルミネーションを「恋しくてわざわざ見に行っちゃいました」と話す宇賀だが、「国内で温泉に行けたら。雪見風呂なんていいですよね」と想像を膨らませていた。
ステージ上では、夏菜がプロジェクションマッピングを活用した進化系アスレチックアトラクション「YOKERO(ヨケロ)」を体験。「運動神経は中の中」という夏菜だが、ゲーマーらしい勘の良さで次々と障害物をよけて見事3つのステージをクリアした。「芸能界でよけきれなかったものは?」という質問に、夏菜は「マネージャーさんとの喧嘩ですかね。デビュー当時からの仲で、今でも小競り合いはありますが、夏菜という人物を確立する上で必要なことだったと思います」。宇賀は「局アナ時代は毎日生放送の本番があったので体調を崩さないように気を付けていました。一度だけ腕を骨折して包帯姿で出演したことがあります。上を見ながら歩いていたら石が突き出ていて転んでしまったのですが、あの石はよけたかったですね」とそれぞれ笑顔で語った。