大正、昭和、平成、令和を舞台に、各時代の鉄道の車両の中で繰り広げられる男女の恋愛模様を描く本ムービーは相鉄・JR直通線の開業を記念して制作された。次々に変わっていく各時代を反映した二人の衣装も見所の一つとなる。
染谷はこの衣装を振り返り、「二階堂さんはどの時代の衣装も似合うなって。特に、平成のファッションは良く着こなしていて、すごいなって思いました」と二階堂の衣装を絶賛。2人は過去に何度も映画などで共演して来たが、染谷は「久しぶりにふみちゃんと共演できました。ここのところ立て続けに二人でお仕事する機会があって縁を感じます」と嬉しそうに話し、撮影に関しても「みんなですごい短編を作ろうって何度もトライして作った動画です。みんな熱があってすごく充実した撮影現場でした」と回顧した。
二階堂も「染谷君の大正時代の文豪スタイルがすごくお似合いで」と染谷の衣装の着こなしを絶賛。「今回久しぶりに染谷君とご一緒できて、わたしも縁を感じることができました」と染谷との共演を楽しんだといい、「16歳の時に同じ作品の撮影があった時に、電車で二人で帰った思い出があります。その時期すごく共演する機会が多い時期で、電車の中でたわいもない話をさせてもらったのがいい思い出になっています」と染谷との思い出話を披露。染谷はこれに感慨深げな表情で、当時を振り返りつつ、「懐かしいですね。お互い十代でしたね」と話して、はにかんだ。
相鉄と言えば横浜。横浜の思い出を問われると、二階堂は「横浜は以前引越しをする時に、占い師の方に今いるところから引っ越すなら、横浜を挟んだほうがいいとアドバイスをもらって、横浜にしばらく滞在したことが思い出に残っています」とコメント。「数日の滞在でしたが、中華街でご飯を食べたりして、充実した時間が過ごせて、今ではそれが大好きな時間になっています」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)