第15話は、翔太(田中圭)、二階堂(横浜流星)らが総一(荒木飛羽)を確保した一方、黒島(西野七瀬)が何者かのよって電車のホームから突き落とされてしまうという展開に。一方、刑事の神谷(浅香航大)は賄賂を受け取っていたことや、交換殺人ゲームについて黙っていたことなどが原因で、懲罰会議にかけられてしまうことに――というストーリーが描かれた。
平均視聴率2ケタを取ることも珍しくなくなってきた本作だが、ここに来て視聴者からは不満の声が聞かれているという。
「これまで、横浜流星演じる二階堂が、他人の匂いが苦手であるにも関わらず、西野七瀬演じる黒島の匂いだけが気にならないと翔太に告白し、翔太が『恋をしてるから気にならない』と断言するなど、二人の恋愛パートがここに来て目立つように。第15話でも、入院して目を覚まさない黒島の元に二階堂がお見舞いに行ったり、眠っている黒島の酸素マスク越しにキスをしたり、告白するなどもしていましたが、『恋愛パート、中だるみするだけだからいらない』『箸休めだとしても恋愛パートが長すぎる』『サスペンス楽しみたいのにふたりの恋愛とか邪魔でしかない』といった不満が殺到。黒島については、ネット上から黒幕説が囁かれることが多々あり、後々の伏線ともなってくる可能性もありますが、あまりにも尺を取っているために、疑問の声が集まってしまったようです」(ドラマライター)
また、15話を迎え、いよいよ大詰めとなってきた本作だが、この長さに対し、苦言を呈する声もあるという。
「第二章に入ってから、より盛り上がりを見せるようになってきましたが、第1話から観ている視聴者にとっては、既に4か月近く謎解きをさせられていることとなり、『いい加減飽きてきた』『もう犯人だけ分かればいいや』と投げやりになっている視聴者も多いようです。登場人物も多く、毎週何らかの事件や謎が出てくるなど飽きない工夫はされているものの、2クールのミステリーはあまりにも長かった様子。今後の視聴率の伸び具合も気になるところです」(同)
2クールという長さだからこそ、批判が出てきてしまった本作。視聴者の不満を拭うことはできるのだろうか――。