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小塚桃子ゴルフ連載(39)第八部・「ラウンド中の素振りについて」

 ゴルフのワンショットは、生涯ゴルフを続けていくうえで、同じ天候、同じライで、2度と同じ条件でのショットを打てる事はありません。

 多くの方は、ラウンド中にボールを打つ前に素振りをすると思います。

 素振りは何のためにしていますか? 身体をほぐすために素振りをする人、癖で素振りをする人、その他諸々…。

 私は、アプローチパターの素振りの場合、打球の未来をイメージする素振りはできていますが、ドライバーなどライがよっぽど悪くないセカンドショット前の素振りはただただ癖で素振りをしている感じになってしまいます。

 ですので、こう振り返るとアプローチパターは、ショットに比べて打球の未来のイメージがかなりできているので、ショットに比べてミスがとても少ないです。

 ドライバーも、ショットも、アプローチも、パターもきちんとイメージを膨らませながら素振りをして打つ事ができるといいですね。

 そしてラウンド中の素振り、皆さんは何回素振りをしますか?

 私はドライバー、ショットは1回。アプローチパターは、2〜3回素振りをしてから速やかに打ちます。中には素振りを10回〜15回してから打つ人も。

 素振りは迷いを引き出す…という側面もありますので、素振りをすればするほど、『ん?』と、なってしまいますし、プレーの遅延行為になってしまったりもするので、程々に。苦しむのは練習場で、楽しむのはコースで。

 練習場では、素振りを全くせずにボールばかり打っているのに、コースに出ると素振りをしたがる人。練習は本番のように。本番は練習のように。

 私は、ラウンド前の練習場で素振りを2回ぐらい、あとはずっと素振りをせずにボールを打ち続けます。

 素振りを全然しないのにどのクラブもナイスショットの連続! 練習場ではプロアマみたいだな…と自分でいつも自分のボールをみて感心します。が、いざ本番になると、やはり良い球を打ちたい、ベタピンしたい、飛ばしたい等々…欲が出て練習場の様にはいきません。

 これこそ、「本番は練習のように」ですね。

 軽井沢に名門ゴルフコースがあり、そこのゴルフ場は何と『素振り禁止!』なんです。えええええ!! って叫びたくなりますよね(笑)。皆さん、それぞれ自分のルーティーンがあって安心して打つ…ですよね。

 でも、ここのゴルフ場は素振り禁止。皆さん、素振りをせずに本番へ。しかし、ここでベストスコアを出す人が続々と!

 素振りをしないということは、良い緊張感を持ちながら、未来の打球をイメージして打つ事ができて、素振りをしない事によって何の迷いも無く打てるので逆に良いのかもしれませんね。

 私は、ここのゴルフ場へは行った事が無いのですが、この話を聞いて『よし! じゃぁ今日私も素振りしないで打つ!』と決めて、1回も素振りをせずにラウンドを前回してきました。

 いつも1ラウンドでパー3以外の14ホールはドライバーを使うのですが、14ホール中4〜5回ぐらいは、ダフったり、てんぷらだったりがありますが、素振りをせずに打ったら14ホール中14ホールがドライバーがナイスショットでした。

 「素振りをせずに打つ」ということは、イメージを膨らませて自分自身を信じて打つので、これをきっかけに素振り無しでも良いかなと思いました。

 でも、何より1番心掛けたいことは、プレーファストです!

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