「田代氏はもともとあがり症。全盛期にサングラスをかけていたのも、それを隠すためで、出所会見では体が震え、落ち着きがなかった」(ワイドショー関係者)
田代氏は芸能界復帰について、「先のことは未定」と話したのみだったが、芸能界から“救いの手”が差し伸べられる可能性は低いようだ。
「会見で所属していた『ラッツ&スター』のことを話していましたが、田代氏が慕っている鈴木雅之や周辺関係者は、話題にされることを快く思っていない。田代の師匠格にあたる志村けん、一貫して田代を擁護してきた美川憲一ですら、世間体を気にして接触に乗り気ではないらしい」(芸能プロ関係者)
田代氏は薬物で2度逮捕され、1度目の逮捕後に、Vシネマの監督として復帰。しかし2度目は執行猶予期間中の逮捕で懲役刑を受けた。
「Vシネマの監督作品はそれほど売れなかったんですが、田代氏が監督ということで話題になりました。制作には、まじめに取り組んでいたんですが、盗撮・のぞきもやっていたせいか、普通の人からみると、撮影のアングルなんかが独自の視点でマニアックだった」(Vシネマ関係者)
一度は、芸能界から追放状態だった田代氏を受け入れたVシネ業界。しかしこのところ、“逆風”にさらされているという。
「もともと、ヤクザものや金融ものなどがメインで、代表作は竹内力の『ミナミの帝王』、哀川翔の『借王』、清水健太郎の『首領への道』などです。しかし、清水が薬物で逮捕されたことや、消費者金融への厳しい風当たりもあり、大手のレンタルショップに並べられる基準が厳しくなった」(同)
そんな風潮もあり、あの元タレントの復帰もお蔵入りになったという。
「少女への強姦で被害届けを出された元極楽とんぼの山本圭一氏もVシネ界からオファーがあったようだが、やはり大手レンタルショップは不祥事を起こした人間を起用した作品を置くことを敬遠しているので、製作コストなどを考えた結果、話がなくなった」(映画会社関係者)
Vシネ界が厳しいとなると、田代氏は今後、どの道に進むのか?今後に注目したい。