search
とじる
トップ > レジャー > ハッシーの地方競馬セレクション(2/15)「第61回金盃(SII)」(大井)

ハッシーの地方競馬セレクション(2/15)「第61回金盃(SII)」(大井)

 スタートで…。先週船橋競馬場でおこなわれた「第53回報知グランプリカップ(SIII)」。本命に推した笹野高史のようにいぶし銀の活躍を見せるタイムズアローは、スタートで躓いてしまうが、すぐに立て直し4番手の位置を取るが、逆手前で走っており躓いた影響を窺わせる。道中は行きっぷりが悪く、ポジションを下げてしまう。向正面中ほどを過ぎて前を捕まえに行くが、前との差を詰めるどころか徐々に引き離され、後続にも抜かれてシンガリ負け。やはりスタートで躓いた影響で、何かしらの異変があり逆手前で走っていたのかもしれません。力負けではなく、アクシデントによる敗戦だけに参考外で良いでしょう。

 さて、今週は大井競馬場で「第61回金盃(SII)」がおこなわれます。1956年に創設された伝統ある重賞です。上位2着までにはダイオライト記念(JpnII)への優先出走権が与えられます。

 本命は、出川哲朗のように息の長い活躍をしているユーロビートです。明けて8歳になる古豪ですが、昨年の10月に東京記念(SII)を勝っているようにその力はいまだ健在。今はなき名門メジロ牧場の出身で、長距離系譜を受け継ぐ長距離馬。戦績が示す通り2400m以上は9戦4勝2着2回3着1回で、こと南関東では5戦2勝2着2回3着1回と抜群の安定感を誇ります。前走は勝ち馬から4秒9差の7着と敗れましたが、中央との交流重賞だった上に小回りが得意ではないため、名古屋で苦戦するのは致し方なし。前々走のJBCクラシックでは勝ち馬から2秒2差の6着でしたが、上位5頭はこのレースでJpnI勝ち馬となったアウォーディーを含め全馬GI(JpnI)馬とハイレベル。それでも地方馬最先着を果たし、まだまだ若い者には負けないといったところ。今回の追い切りではやや反応の鈍いところがありましたが、このひと追いで変わってくるでしょう。今年こそ金盃のタイトルを手中に収める。

 相手本線は、ここが移籍初戦となるオリオンザジャパンです。昨年はブラジルC2着やベテルギウスS2着とダートのOPレースだけではなく、芝の重賞・七夕賞(GIII)で3着に入っているように芝でも好走歴がある実力馬。こちらも明け7歳となりましたが、むしろ今がピークのような状態。となれば移籍初戦から勝ち負け必至です。

 一発なら前走の勝利で復活の兆しが見えた昨年の覇者・ジャルディーノ。

 以下、クラージュドール、ウマノジョーまで。

◎(9)ユーロビート
○(12)オリオンザジャパン
▲(4)ジャルディーノ
△(1)クラージュドール
△(7)ウマノジョー

買い目
【馬単】6点
(9)⇔(1)(4)(12)
【3連複1頭軸流し】6点
(9)-(1)(4)(7)(12)
【3連単フォーメーション】12点
(9)→(1)(4)(12)→(1)(4)(7)(12)
(12)→(9)→(1)(4)(7)

※出走表などのデータは、必ず公式発表のものと照合し確認して下さい。

<プロフィール>
ハッシー
山梨県出身。学生時代大井競馬場で開催された大学対抗予想大会の優勝メンバーの一員。大学卒業後北海道へ渡る。浦河にある生産牧場を経て、在京スポーツ紙に入社。牧童経験を活かし、数々の万馬券を的中する。中にはパドックで推奨した4頭で決まり、3連単100万越えあり。

関連記事


レジャー→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

レジャー→

もっと見る→

注目タグ