まずカミシモ4cmだ。名古屋を中心に活動していて、結成されたばかりなので、首都圏で観れる機会があまり無いこともあり、ファンの注目度も高かった。クラシカルなロックテイストな雰囲気を持ち、アイドルとして可愛さを持ち合わせ、さらにパワフルなステージが魅力的な音華花と富田也恵の2人のユニットである。ちなみに音華花の父親は、プロ野球中日ドラゴンズなどで活躍した音重鎮である。
ローカルアイドルをたくさん観れるのもフェスティバルの楽しさだが、結成7年とローカルアイドルとしてはベテランの域に入っている広島発のまなみのりさも安定のステージを見せてくれた。既に東京でも多くのライブをやっていることで、アイドルファンの間ではお馴染みのグループだが、常に安定したステージパフォーマンスを見せてくれるのが魅力だ。
ライブハウスを中心に活動しているライブアイドルも多く出演している今回のフェスティバルだが、そんな彼女たちが雨の中でも素敵なステージを見せてくれた。可愛いだけでなくカッコいいダンスが魅力のハニースパイス、パワフルなステージが魅力のSurrvive-ZERO、ソロで安定した歌声を聞かせてくれるRizumu、鉄道アイドルとして人気上昇中のステーション、可愛さ抜群のTAKENOKO、ハチャメチャだけど楽しいステージを展開するナト☆カンなど注目するアイドルは数え切れないほどだ。
多くのステージをを経験して、どんな状況でもファンを楽しませてくれるd-girlsの雨の中のステージは、ファンとの一体感はどのアイドルよりも凄くて、ステージのアイドルだけでなく、応援しているファンを巻き込み、観るだけでも楽しさが伝わってくるグループである。
今回は雨の中140組という大人数のアイドルが出演したフェスティバルだが、すべてのアイドルが笑顔で楽しんでいた感じであり、最高の形で幕を閉じたのではないかと思う。今後もこういったイベントは多方面で企画されると思うが、新たなアイドル発見もできるイベントなので、まだ行ったことのない人は一度足を運んでみてはいかがでしょうか? きっと至福の瞬間に出会えますよ。