同誌は徹底した取材と捜査資料を元に、事件があった一夜の出来事を詳報。それによると、裕太は8月22日の午後8時半ごろ、ホテルのフロントにいた、事件の被害者となった女性と会話。その後、仕事の関係者と居酒屋とバーをハシゴし翌23日の深夜1時半過ぎにホテルに到着。その際、同じ女性がフロントにおり、高揚した裕太は「これから部屋に来ませんか」と誘った。
一度は断った女性だが、再びフロントに来た高畑に誘われると根負け。2人でエレベーターに乗り込むとその中でキスを交わし、裕太の部屋で約30分にわたって性行為に及んだが、女性は決して抵抗もせず、逃げようと思えば逃げられる状態だった。
ところが、女性が裕太の部屋を出てから約1時間後、警察に女性の知人男性が「女性がレイプされた」と110番通報。通報から10分後、裕太の仕事関係者、被害者女性、ホテル従業員が話し合いを行っているところに110番した男性がかけつけ、裕太の部屋に怒鳴り込んだという。男性は「とにかく母親の高畑淳子を今から呼べ!」などと恫喝。被害者女性が間に入ったほどだったという。以後、その男性が主導権を握って示談交渉が行われ、最終的には1500万円でまとまったというのだ。
ちなみに、被害者の女性は44歳で夫も子供もいて、タレントのあびる優似。その知人男性は2度の逮捕歴がある、東京に本部を構える暴力団に所属していた元組長だという。
「高畑が謝罪会見で被害者女性を『被害者とされる方』と表現していたが、その発言の背景には示談交渉に入っていたから。今月24日から上演される、高畑の主演舞台『雪まろげ』が上演中止とならなかったのも、金銭的に解決し裕太が不起訴になる見込みがあったから。とはいえ、裕太の軽率な行動のせいで高畑はあまりにも高すぎる代償を支払うハメになってしまった」(芸能記者)
ようやく不透明な部分があった事件の全貌が明らかになった。