報道をまとめると、この日までに裕太と被害女性との間に示談が成立。午後2時半ごろに同署から出て来た裕太は白シャツにグレーのスラックス姿。集まった報道陣を前に背筋を伸ばし、まっすぐ前を向いたまま声を張り上げ、「このたびはみなさまに多大なるご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした」と謝罪の言葉を絶叫。その後、約30秒間にわたって深々と頭を下げた。
目は真っ赤に充血し、「被害者に何か言葉はありませんか」と問い掛けられたが、無言のまま、報道陣をにらむようにして迎えの車に乗り込んだ。車はそのまま、入院先の埼玉県内の病院に向かった。
その後、担当弁護士がマスコミ各社にコメントを発表。裕太は女性従業員に歯ブラシを届けるよう呼び出して自室に連れ込み、乱暴したとして逮捕されたが、「高畑さんのほうでは合意があるものと思っていた可能性が高く、『部屋に歯ブラシを持ってきて』と呼びつけていきなり引きずり込んだ、などという事実はなかったと考えております」との見解を発表した。
「高畑が裕太に付けた弁護士は、大事件で被告に付き無罪を勝ち取ったことで有名ならつ腕弁護士の事務所。相当額の示談金を支払い、徹底的に当日の状況を確認して示談に持ち込んだと思われる。視聴者の注目は高く、このまま裁判になれば裁判員裁判は平日の1週間程度連日開かれるので、各スポーツ紙や各局の情報番組はその話題一色になっただろうが、あまりにもあっけなく収束してしまった」(ワイドショー関係者)
裕太の所属事務所「石井光三オフィス」は同日、裕太との契約解除を発表。高畑は同日夜、都内での稽古終了後、集まった報道陣に対し、「ご迷惑をおかけいたしまして申し訳ありませんでした」と頭を下げ謝罪した。
裕太が逮捕された夜の真相、そして、高畑が被害者にいくら支払い示談が成立したかが気になるところだ。