横浜DeNAベイスターズは3月13日、「2018年球団オリジナル醸造ビール改革」として2つの発表を行った。
改革第一弾は、シーズンを通して4種類の「BAYSTARS SEASON LIMITED BEER」を販売される。まずは3月30日の開幕戦から春限定の「BAYSTARS WHEAT ALE」(ベイスターズ・ウィートエール)が先陣を切って登場。
改革第二弾は、THE BAYS内のCafe&9(アンドナイン)にクラフトビアバーが、3月16日に新設される。横浜スタジアムでも販売される「ベイスターズ・エール」、「ベイスターズ・ラガー」に「BAYSTARS SEASON LIMITED BEER」の4種はもちろん、様々な醸造場のクラフトビールもラインアップされ、常に10種類以上のクラフトビールが楽しめる。
横浜DeNAベイスターズは、球界初のオリジナル醸造ビールを発売。本格的なクラフトビールでたちまち人気に。販売ランクもトップとなった。また、ビールのラベルにもこだわり、キャップやTシャツなどのグッズになるほどのおしゃれさ。球団の収益にも大いに貢献し、儲かった分で新外国人を獲得できるほどであった。(ザガースキーは期待以下、エリアンはまあまあ、ブロードウェイは散々)
☆ビアガーデンが高感度スポットに!
シーズンが始まると横浜スタジアムのレフト外周で「ハマスタBayビアガーデン」がオープン。毎年の恒例となっている。ここは無料で立ち入ることができ、大型ビジョンで試合観戦しながらキッチンカーの飲食を楽しむことができる。
数年前は「野球の見れる縁日」といった雰囲気。コンビニで調達したつまみを缶ビール片手におじさん達がワイワイ楽しむ空間であったが、去年の夏に「BAY BEER HOUSE」という数種類のクラフトビールを提供するショップがお目見えし、一気におしゃれ度アップ。美味しいビールを味わいながら野球観戦。アルコールが苦手なひとも、グッズショップ併設のカフェでコーヒーを楽しむことができるとなると、若い女性ファンやカップルも訪れる人気スポットとなった。
☆ビアバー誕生で、シーズンオフも楽しめる!
港町横浜は、外国人が好むビアレストランが多い土地柄で、中でもクラフトビアは人気がある。特に最近は醸造所を併設した本格的ビアレストランが賑わいを見せている。ビアバーの需要は土地柄的にもある。また&9のあるビルには、スポーツクラブも入っており、運動後に立ち寄るにも最適。
スタジアムのあのビールを、年間通して楽しみたいファンは少なくない。界隈のビアバーを含め、ハマスタエリアがクラフトビールの聖地となる予感すらある。
野球が好きでビールが好き。そんなあなたはスタジアムで、また&9で、選手の食べている「青星寮のカレー」をつまみにのどを潤してみてはいかがだろう。
文・写真 / 萩原孝弘