また、同社は週刊誌上などで報じられていた紳助さんとの親密交際についても、「全くそのような事実はなく、既に代理人弁護士を通じて謝罪・訂正記事を求める抗議文を送付しております」としたが、その背景には小林アナの大幅な路線変更があるようだ。
「もともと、報道キャスターを志望してTBSを退社。退社後は同局のニュース番組の看板キャスターをしていた。ところが、視聴率がふるわず打ち切りに。うまくキャスターをこなせなかった小林アナの評価も大幅にダウン。いつしか、レギュラー番組はBSの1本のみとなってしまった。そこで、最近では本格的にバラエティー番組への進出を解禁したようだ」(テレビ関係者)
たしかに、昨年末ごろの仕事といえば、数少ないレギュラー番組のほかには、ゴルフ用品のプロデュースぐらいで、ゴルフの上達法をつづった本を発売したが、「それだけ、ゴルフの練習に打ち込む時間があったということ」(同)というだけに現状打破のため、バラエティーを解禁したようだ。
15日と22日はかつて紳助さんが司会をつとめ、その2週は明石家さんまが急遽司会をつとめた「行列のできる法律相談所」に出演。女子大生時代にレギュラー出演していた、さんまが司会をつとめていた「恋のから騒ぎ」(日テレ系)でゲストだった歌手の泉谷しげるに髪の毛をつかまれて振り回され号泣する“お宝映像”が解禁された。
「バラエティーでのリアクションがいまいち。笑って拍手する場面が多く、特に気の利いたコメントもなかった。小悪魔的なスマイルでさんま以下男性共演者をメロメロにしていたが、あれだと女性視聴者から反感を買いそう」(日本テレビ関係者)
バラエティーの流儀はある意味“育ての親”であるさんまからしっかりレクチャーしてもらった方が良さそうだ。