政界&マット界で闘う“鉄の女”の勝負勘は馬券でも研ぎ澄まされていた。馬券歴20年という“ベテラン”の神取は「いやいや、大きなレースがあるときに、たまに面白半分で買っているだけ」と謙遜するが、ウオッカの偉業達成には「女一人で男17人と対戦する。そのチャレンジャー精神だけでも共鳴できるのに、勝つんだから大したもの。やればできるということを身にしみて感じたね。痛快だったよ」と清々しい表情でレースを振り返った。
この際、予想家に転身しては?の愚問には「それは困る」と苦笑い。また、当日、東京競馬場に来場していた安倍晋三総理大臣も馬券が当たったことを知ると、「(7月の)参院選に向けて弾みがつきましたね」と本業に意欲をわかせていた。