内村は自身について、「会社に勤めていたらきっとダメだったと思います。お笑いの世界があってよかった。嫁さんからもプライベートは“あんぽんたん”と言われておりますし、実際に会社に勤めている方はすごいですよ」と、「理想の上司像」として名が挙がることに恐縮の表情。司会者としても、「自分は人見知りな司会者で、本番前にゲストが集まると、司会者として話しかけたいけどできなくて。話しかけずに本番に行ってしまうことが多いんです。ダメな司会者だなって」と終始謙遜。過度に持ち上げられるのは苦手な様子だった。
会場には、新社会人たちも姿を見せ、内村に質問をぶつけたが、これに「いいですね、初々しくて。僕もこんな頃ありましたよ。『お笑いスター誕生!!』の頃ですかね。あの頃は良かった」と嬉しそうな表情。アドバイスを求められると、自身の若手時代の失敗などを紹介し、「失敗はたくさんしてきました。若い頃に深夜番組のレギュラーに抜擢されたことがあったんです。でも、ネタ番組なのに、自分たちはその頃まだ4つくらいしかネタがなくて、毎週ネタを作って頑張ったんですけど、やっぱり面白くないんですね。半年で終わってしまった。ネタというのは、やっぱり事前に準備しておかないといけないなって思いました」と自身の体験を振り返ってコメント。
新社会人からは、飲み会に誘いたくなる人などの特徴なども問われたが、内村は「飲んでいて気持ちのいい人が何回も飲みに行きたくなる相手。有吉(弘行)は飲みながらいつもニコニコしている。それを見ていると、こっちまでニコニコしてくる。月に2回、必ず飲むのはさまぁ〜ず。ほんわかできるような人と飲みたくなりますね」と話していた。
(取材・文:名鹿祥史)