三瓶は長友および長友の妻である女優・平愛梨(34)との親交が深く、また、芸人になる前は調理専門学校に通い調理師の免許を取得していたことから、今回、長友の料理人見習いとして第二のスタートを切ることになったという。三瓶は3月30日をもって日本を離れ、長友の専属シェフ、加藤超也(35)氏に弟子入りし、料理人として本格的に修行を積む予定だという。
三瓶といえば、2001年に「三瓶です」といった自己紹介ギャグや、「三瓶のちょっとおもしろい話」という漫談ネタでブレイク。当時放送していたバラエティ番組のほとんどに出演した。しかし、ワンパターンである彼のネタは次第に飽きられてしまい、メディア露出は激減。現在は『もしもツアーズ』(フジテレビ系)ほか、故郷である福島県で放送されているローカル番組でレポーターなどの仕事を行っている。
今回の三瓶のトルコ移住は、唯一の全国レギュラーである『もしもツアーズ』を3月いっぱいで卒業することがきっかけだったとされており、タレントとして行き詰まった末の料理人転身かと思われる。ネットでは「42歳で転身できるのは正直うらやましい」、「正直、タレントとしては伸び悩んでいたはずなのでいい判断なのでは?」と肯定的な意見もある一方、今回の三瓶の一大決心には、彼の将来を危惧する声もあるという。
まだ『もしもツアーズ』の番組公式ツイッターでは発表されていないが、三瓶は同番組のレギュラーは卒業となる。地元の福島ではレギュラー番組2つを持つローカルタレントとして活動しており、これら福島の仕事もすべて捨てることとなる。
また、長友選手も今は32歳と現役バリバリではあるが、サッカー選手は軽い怪我がきっかけで試合欠場または引退が運命づけられてしまうなど、不安定な職業である。もし、三瓶の修業中に、長友が引退……なんてことがあれば、三瓶は今度こそ本当に行き場を失ってしまう可能性が高い。
どちらにしろ、三瓶にとって「トルコ移住」は今後の人生を賭けた大勝負であるはずで、彼を応援する声は多いという。