ゲスト出演したあばれる君は、スタジオに登場するやいなや、MCの極楽とんぼ・加藤浩次から「先月給料いくらだったの?」と直球質問を受けることに。するとあばれる君は「えー」と一瞬つまりながらも、「109万円」と告白し、共演者らを驚かせた。
あばれる君は「言わせないでくださいよ」と不満を訴えたが、加藤は「もう定番になってるからね」と楽しげ。毎回のお馴染みの光景に、天の声を務める南海キャンディーズの山里亮太も「加藤さんの前に来ると、あばれる君は“すぐ言う君”になっちゃうよね」と茶化していた。
最終的には加藤から「安定してきたね」と称えられ、「ありがとうございます」と感謝していたあばれる君。実際、テレビでの露出はそこまでないように見えるが、イベントやライブの仕事を着実にこなしていることから、息の長い芸能生活を送ることができているようだ。
「昨年、『日経エンタテインメント!』が実施した“一番嫌いなお笑い芸人ランキング”では、石橋貴明と江頭2:50に次ぐ第3位という結果で、16年の6位から3ランクもアップしていました。その理由を聞くと、「何の芸もないのに人気なのが不思議」など、つまらなさを挙げる人が多かったですが、嫌いな芸人として上位にあるということは認知度も高いということです」(芸能ライター)
確かに、番組に出たところで何か大きな“爪痕”を残す訳ではないが、明石家さんまやくりぃむしちゅーなど、看板番組を持つ芸人たちから好かれていることで番組に起用され続けることができる点も、あばれる君の強みである。また、段取りが悪かったりロケが長引いても一切文句を言わないため、現場が「また使いたい」と思うそうだ。
今のところは、しばらくは仕事が安定しそうなあばれる君。しかし一方で、いつまでも「月収ネタ」ばかりに頼っていては、いずれ苦しくなるときが来るだろう。